SONYが手がけるスパイダーマンの
アニメーション第2弾がこの
『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』だ。
前作『スパイダーマン:スパイダーバース』は
アカデミー賞長編アニメーション賞を取った
のだがその続編である。
続編と言っても、
どちらかと言えば前作が好評につき
3部作にすることになったという印象。
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マイルズはこの世界でたった1人の
スパイダーマン&高校生として
街の中の事件を解決していた。
以前知り合った「別次元」の
スパイダーマン『グゥエン』が
ひょっこり会いにやって来たが、
何か隠し事がある様子。
グゥエンの心境を垣間見たマイルズは
彼女が向かう次元で事件を解決するが、
思いがけない事を知らされ困惑する…。
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とにかく登場人物のキャラクターが
ガッチリと立っており誰もが魅力的だ。
さらに主人公マイルズと両親、グゥエン、
他のスパイダーマンとの関わりが
映画の中で絶妙に綴られていく。
練られた脚本が素晴らしい。
映像も素晴らしい。
ディズニーには出来ないのではないか。
密度が高く、スピードの緩急も絶品。
どれだけ時間をかけたのだろう。
恐らく今年のアカデミー賞の
筆頭にいるはずだ。
ぜひとも前作から通して観て頂きたい。