イエスマン

アメリカの天才コメディアン、
ジム・キャリー主演のコメディというか
ロマンスあり、メッセージ性ありの
欲張りな映画である。

人生に自信のない男［カール］は、
親友の誘いも、
上司の命令もすべて「No」を言う。
当然のように友達から見放され、
失職しそうになるが、
ひょんな事から何でも「Yes」と
言うようにある人物と誓約してしまう。
「Yes」連発で彼の身に起こる
変化とその結末は・・・・。

日本での公開当初は
気にしていたが、
ＤＶＤになって特に
見る予定の作品ではなかった。
しかし、ひょんなことから
観る事になってしまったのである。
まぁ、つまらなかったら観るのを
やめようかと考えていたのだが、
途中から面白くなって
やめられなくなってしまったのである。

ジム・キャリーは
もともと「マスク」などで知られた
コメディアンであるが、
「トゥルーマンショー」で見事な
性格俳優ぶりを見せてくれた。
今回も前半の“ダメ男”ぶりは大したもので、
円熟した演技を見せてくれている。

ヒロインの［アリソン］は
人生を楽しむ事を大事にしている
カールとは好対照な女性で、
彼に大きく影響を与える。
この２人が恋に落ちる瞬間を
劇中にさらりとうまく映像化しており、
観ていてドキドキした。
監督の手腕が高いのである。

「人生、楽しんだ方がいいのよ」
というメッセージがさりげなく、
画面にあふれており、
観ていて元気になる映画だ。
細かい事をくよくよ考えているのが
バカみたいに思える
そんな映画である。

爽快な顛末は
ぜひご自身で観て頂きたいが、
ジム・キャリー出演作品であるから、
やはり「下品」さも合わせ持つ。
未成年とは決して
一緒にご覧になってはいけません。

どこか遊びに行こう！
　
　

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