みやけゆう歯科医院にはイスが多い。
補助的なイスだけでも
8脚ほど用意されている。
もちろんすべて木製。
降板して使用されていないイスも
4脚あるので、
合わせて12脚。
ちょっと趣味の世界に近い。
もっとも小児歯科では
保護者のイスを用意する事は必須だから
必然があると言えばそうである。
またもや札幌のとある店で
イスを購入してしまったのが
写真のイスである。
「これどこ置くんですか。」
という主任歯科衛生士[ささき]の
声が聞こえてくるようだが、
近日中に診療室に登場する事になろう。
このイスを見た[いしかわ]が、
「先生、このイスください。」
「いしかわさんの家の雰囲気には
合わないと思うなぁ。」
と三宅が言うと、
「ダイジョブです。色塗り直します。」
知られてはいないだろうが、
[いしかわ]は工作得意な
恐るべき“クリエイター衛生士”
なのである。