1年前に公開されたアメリカ、
ピクサーの長編映画の『メリダとおそろしの森』(原題 Brave)を
ようやく家族で観た。
なかなか家族揃って映画を観る機会が
少なくなってきたのである。
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10世紀頃のスコットランド。
ダンブロッホという国の王女「メリダ」は
自由闊達に成長するが、
王位継承で同盟三国の息子のだれかと
結婚せねばならない。
候補の王子たちが弓矢で
メリダに求婚する権利を競う宴の席を
見事にメリダがぶち壊してしまう。
カンカンになった王妃は
メリダを叱り言い聞かせる。
失望したメリダは深い森に住む
魔女に願い事をして『問題』を解決するべく
王妃に魔法をかけるのだった。
しかし、その魔法は王妃の気持ちではなく、
その姿を変えてしまった・・・。
◆
ディズニーの映画では珍しく主人公に
両親が揃って出てくる。
話の進行上、両親がいなくてはならないのだが、
親子の会話、特に王妃とメリダの「かけあい」は
うまく表現されていて面白い。
話の途中でメリダと王妃は幾度となく衝突する。
こんなとき自分と娘だったらどうなるだろうと、
ハラハラしながら観ていた。
テンポよくまとめられた作品だ。
家族で観るのにオススメである。