ナイトミュージアムシリーズ第3弾。
まさか3作目が出るとは思ってもみなかった。
本当は公開時に観たかったが、
結局今頃になってDVDで鑑賞である。
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アメリカ自然博物館では不思議な石盤により
夜ごと展示物の人形たちが動き出す。
それを知っているのは警備員のテリーと
その他わずか数名である。
新館のプラネタリウム館の披露パーティに
『特殊効果』と謳って人形たちを主人公に
アトラクションを企画するが、
突然に人形たちが我を失って大暴れしてしまう。
石版が変色し何か異変が起きていることに
テリーは気づく。
石盤を直すためにテリーは大英博物館へ
忍び込むのだが・・・。
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2作目『ナイトミュージアム2』では
新規キャラクターが活躍したが、
今回は1作目のキャラクターが大切にされていて
大変嬉しい。
大英博物館でハチャメチャやるのだが、
エンターテイメントとして本当に楽しめる。
よく分からないアメリカのギャグが満載で、
実にくだらないものも多いのだが、
そのくだらないのが良いのである。
アメリカの初代大統領『セオドア・ルーズベルト』役の
ロビン・ウィリアムズはこの作品を撮った後に
亡くなったので実質的な遺作になった。
彼が最後に云う言葉が泣かせる。
「君(親)の役目は終わった。次の冒険に向かえ!」