院長の「なんていうか」日誌

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ジェリー街へ行く(トムとジェリー 1945年 アメリカ 原題:Mouse in Manhattan)

 

この話は数あるトムとジェリーの中でも

極めて特殊な話である。

何よりトムがほとんど出てこない。

 

         ◆

 

ジェリーがトムに書き置きをするところから始まる。

 

『トムへ。田舎に飽きたので光り輝くブロードウェイに行きます。

 永遠にさようなら』

 

嬉々として汽車に飛び乗ったジェリー。

到着したマンハッタンは見上げるばかりのビル群に

美しい女性たち。

楽しい反面、

思いがけず何度も怖い思いをしてしまう

ジェリーだったが・・・。

 

 

         ◆

 

そもそもトムとジェリーの音楽は

大変優れたクラシック音楽であり、

キャラクターの心情を見事に表現する。

特にこの作品では効果音は最低限にして

音楽でほとんどを表した野心作だろう。

 

1930年代の音楽「マンハッタン・セレナーデ」が

都会の光と影を示していて、

どこか物悲しい。

 

小さい頃に三宅が見ていて

子ども心に胸が締め付けられて

ちょっと苦手な話だったが、

今見直すと愛おしい話である。

 

1945年はトムとジェリーが

一番油の乗った時期だ。

この次の作品「目茶苦茶ゴルフ」も名作である。

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