院長の「なんていうか」日誌

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アフタヌーン・ティールーム


札幌に行くとほとんど間違いなく
行く喫茶店がある。


アフタヌーンティールーム。


もともと札幌大通りの三越にあり、
家内と知りあう前から行っていた。


札幌大丸のオープンとともに
同デパート3階の婦人服売り場の奥に
札幌で3軒目が出来た。
その場所が示すように完全に
女性向けの喫茶店である。

三宅がいつ行ってもたいてい男性は
あと1人か2人いるかどうかである。


三宅が東京へ出張に行く際は
たいてい品川に泊まるのだが、
品川駅には阪急デパートが隣接している。
そこにもアフタヌーンティールームがあり、
よく三宅1人でお茶をする。


家族と行くと、
「ああ、奥さんに連れて来られた旦那だな。」と
見えなくもないが、
男1人で食事をしていると
少々「どう見られているか」
気になるところである。
男2人だともっと妙だと思うが、
ヤロウと一緒に入るのにこの店は選択肢に入らないであろう。


ご婦人でも1人で食事をされる方は、
たいてい携帯を片手にメールを打つかなにか
操作をしている。もしくは小説でも読んでいる。
1人で物思いにふける人はほぼ見かけない。


さて、三宅は携帯を持っていないので、
「携帯」の作法が使えない。
しかたなく手持ちのiPodを取り出して操作するが、
じつはスタッフの動きを眺めていることが
ほとんどである。


決して"カワイイ"スタッフを探しているわけではない。
よく観察するとここはスタッフ内で
クラス分けされているようである。
期間を空けて行くと、
ただケーキなんかを
運ぶだけの人が昇進して
レジ打ちをしていたりする。
そんなシステムを想像するのが面白い。


品川のアフタヌーンは東京らしく「素っ気ない」。
悪くはないが、居心地に影響している。
行くのなら札幌大丸のアフタヌーンがお勧めである。
「スタバ」と同じようにフレンドリーだ。


もちろん、「一線」は引かれているので
勘違いなさらぬように。