『あんこ』とは不思議な食べ物である。
すでに安土桃山時代から甘いものだったようだ。
江戸時代に砂糖を用いた餡は
高級品で庶民の口には入らなかったという。
現代ではありふれているが、
その味のバリエーションは無限にある。
今風から昔懐かしい味。
使用する豆によっても全く違う味になる。
故に和菓子屋でもそれぞれの味に個性が出る。
そこを楽しみに食べるのも
また一興である。
写真は北見にある老舗和菓子屋「清月」さんの
おはぎである。
懐かしいがさっぱりと清らかな味。
ついつい2つ目に手が伸びそうな
美味しく上品なものだ。
週末は駅前で『菓子まつり』なる
イベントが行われているので、
狙って買いに行ってきた。
あー、おいし!