やきとりが好きだ。
居酒屋に行けば必ず何かしら
やきとりを注文する。
この際なぜ豚肉のそれも
『やきとり』と言うかは別として、
注文して出てきた時の
高揚感といったらない。
やっぱりネギ間が定番だろうか。
とり皮も捨てがたい。
つくねを外してはダメだ。
本当は串ごとかぶりつきたい。
などと、思いを巡らせながら食べて
また美味しいのである。
今まで一番美味しいやきとりだと思ったのは、
東京に住んでいた時に食べたものだ。
アパートから少し離れたところの
住宅街に突然やきとり屋があった。
そこで食べたやきとりが美味しくて
今も忘れられない。
ところが、
今ではそのやきとり屋が
どこにあったか思い出せない。
嗚呼。