院長の「なんていうか」日誌

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赤毛のアン#1「マシュウ・カスバート驚く」(1979年1月7日放映)

今日は不意に時間ができたので、

1979年に世界名作劇場で放送された

「赤毛のアン」の1話を観た。

 

放送は今から45年前で

三宅もちゃんと当時に観ていた。

前作の『ペリーヌ物語』に感激し、

続けて赤毛のアンも観ていたのである。

 

        ◆

19世紀初頭、

カナダのプリンスエドワード島に向かう船に

少女の姿があった。

その子の名はアン・シャーリー。

孤児院からアヴォンリーのカスバート家に

引き取られることになっていた。

カスバート家の農業を手伝う「男の子」が。

 

ブライト・リヴァ駅で

迎えに来たマシュウ・カスバートは

既に到着していた「女の子」を見て驚く。

マシュウは困惑した挙句、

アンには本当の事を言わずに

連れて帰ることにしたのだったが・・・。

 

        ◆

45年前の作品であるが、

いきなり目を離せない展開から始まる。

アンの行く末が初っ端からわからないのだ。

マシュウをはじめ、

登場人物の感情表現がものすごく繊細で、

あらためて感心し半泣き。

 

間の取り方に登場人物の気持ちが反映されており、

現代のアニメとは全く違っている。

若い人が見ても冗長に感じるかもしれないが、

それは作者の意図でもあるようだ。

三宅は何度見ても強く心が揺さぶられる。

 

後のジブリを作る、

高畑勲、宮崎駿が作った作品なので、

当然と言えばそうかもしれない。