トイ・ストーリー３の敵役
ロッツォはその残忍な性格から
ウッディ達を窮地に追いやるが、
最後には彼にも罰が
待ち受けているのであった。
もう公開から１月以上が経って
『ネタバレ』でもないだろうから
ロッツォの最後を言うと、
彼はゴミ捨て場で働く
清掃員（シドではない）に拾われ、
トラックのグリルの前に
括り付けられてしまうのであった。
さて、これは日本人には
なじみのない光景である。
アメリカでは
一部地域でこういった風習があるらしい。
こんなおもちゃまであるのが救いか
ロッツォのキャラクターは
トイ・ストーリー２の製作時に
既に登場していたのだそうだ。
結局、プロスペクターに
その役を変わったので、
それぞれの運命は
どことなく似ている。
プロスペクターは
ウッディ達により女の子のリュックに入れられ
女の子にもらわれていってしまう
なじみがないからかも知れないが、
ロッツォの最後は
なんとなく罰として重いような気がする。
どうにか改心してくれれば
よかったのだが、
リー監督は決して改心することも
柔和なこらしめも認めず
トラックへはりつけの刑に
処したのだった。
「やーめーてー」
植木屋さんのトラックが来ていたので、
ちょっとウチのロッツォで
記念撮影をした。
写真を撮る三宅を見て
家人が口を開けたまま
こちらを見ている。
「どうしたの？」
「開いた口がふさがらないの。」
「顎関節症？」
